はがきのうち「普通紙」と「インクジェット紙」の違いについてまとめています。
はがきの「普通紙」とは
普通紙はがきは通信面・宛名面どちらにも加工がされていないはがきとなります。
普通紙はがきは、手書きで書くことを想定されたはがきではあります。
しかし、手書き以外でも、基本的にどんな印刷方法も使えるため、迷ったときは普通紙はがきを選べば何とかなります。
ただ、普通紙はがきでインクジェット印刷をすると、にじみやすいので注意が必要です。
はがきの「インクジェット紙」とは
インクジェット紙のはがきとは、インクジェットプリンターでの印刷に適した、特殊コーティングが施されたはがきのこと。
インクの吸収率がよいため、インクジェットプリンターだけでなく、インクを使った筆記用具での使用にも適しています。
ただし、特殊コーティングがなされているのは通信面(真っ白な裏面)のみ。
宛名面は普通紙はがきと変わりません。
インクジェット「写真用」とは
インクジェット紙はがきには、写真印刷向けの「インクジェット写真用」はがきもあります。
このインクジェット写真用はがきは宛名面(郵便番号の枠がある面)にも加工がされ、通信面はツルツルしています。
写真が高画質に印刷できるのがなによりの特徴。
しかし、インクジェット写真用はがきは、通常のはがきより1枚あたり10円価格が高くなっています。
このインクジェット写真用はがきは、基本的に「写真印刷」のみへの使用が適しています。
はがき別、適した使用方法
普通紙、インクジェット紙ごとに適した使用方法をまとめます。
普通紙が適した使用方法
普通紙はがきに適した使用方法です。
筆記用具
- 万年筆
- シャープペンシル
筆記用具のうち、普通紙はがきでの使用が適しているのは「万年筆」。
普通紙を使えば、万年筆の書き心地を存分に楽しめます。
インクジェット紙と万年筆の組み合わせはオススメできません。
万年筆はインクジェット紙に使用すると特殊コーティング加工が剥がれてペン先に詰まる可能性があります。
また、年賀状など挨拶状には適しませんが、シャープペンシルもインクジェット紙には不向き。
万年筆と同じで、シャープペンシルも剥がれた加工により芯先が詰まる可能性があります。
プリンター
- 熱転写方式プリンター
- レーザープリンター
※熱転写方式プリンターとは、インクリボン方式、昇華型と呼ばれるプリンターです。
普通紙はがきでは、インクジェットプリンター以外の印刷機の使用が適しています。
むしろ、熱転写方式プリンター・レーザープリンターでインクジェット紙を使用すると、用紙の詰まりや、最悪故障の原因となるのでやめましょう。
また、レーザープリンター向けには「レーザープリンター対応はがき」もあるので、そちらを検討ください。
インクジェット紙はがきが適した使用方法
インクジェット紙はがきに適した使用方法です。
筆記用具
- 鉛筆(芯がBより軟らかいもの)
- ボールペン
- 毛筆
- 筆ペン
- 細字用フェルトペン
インクジェット紙はがきは、インクの吸収率が高く、乾きが速い、という特徴があります。
そのため筆記用具を使った手書きでも、ボールペンや毛筆、筆ペン、細字用フェルトペンなどインクで書くものの使用が適しています。
インクで書く筆記用具を使うと、文字に光沢が出るものの、かすれやすいこともあるため、乾かしながら時間をかけて書いていきましょう。
また、鉛筆も芯が軟らかいものだと書きやすいです。
プリンター
- インクジェットプリンター
インクジェット紙はがきはインクジェットプリンターの使用が適しています。
インクジェットプリンターとは、インクをとても細かいスプレー状にして用紙に吹き付ける印刷方式を採用した印刷機。
インクを噴射するタイプのプリンターなので、インクの吸収率が高く、さらにインクが速く乾く、インクジェット紙はがきの使用が適しているのですね。
その他
- スタンプ・ハンコ
- 版画(水性インク)
- シール
インクジェット紙はがきは、インクを貼り付けるスタンプ・ハンコや版画、さらにシールの貼り付けにも適しています。

