「余寒見舞い」の文例についてまとめています。
「余寒見舞い」の文章構成
「余寒見舞い」の文章構成です。
- 挨拶
- 相手の近況を尋ねる
- 自分たちの近況を伝える
- 相手の健康を気遣う
余寒見舞にはこの4つの構成要素を書き入れるのがオススメです。
そんな余寒見舞いの文章構成を「基本の文例」にて見ていきます。
【基本の文例】余寒見舞いの書き方
余寒見舞いの基本の書き方・文例についてまとめていきます。
まずは、そのまま使えるテンプレートです。
余寒お見舞い申し上げます
立春とは名ばかりの厳しい寒さが続いておりますが いかがお過ごしでしょうか
おかげさまで私どもはつつがなく過ごしております
余寒尚厳しき折 ご自愛くださいませ
↑こちらが基本の文例となります。
それでは、ここからは要素ごとに解説・言い換えをまとめていきます。
挨拶
『挨拶』は文頭に大きめの文字で書く言葉です。
余寒お見舞い申し上げます
という言葉が一般的。
また、目上の方への敬意を表したいときは
余寒お伺い申し上げます
という言葉もオススメです。
相手の近況を尋ねる
『相手の近況を尋ねる』は
立春とは名ばかりの厳しい寒さが続いておりますが いかがお過ごしでしょうか
の部分です。
立春を過ぎてもまだ寒いですが、どう過ごしていますか?という問いかけですね。
ちなみに、立春とは暦の上では春となる季節の境目。
そんな立春を過ぎてもまだ寒い!という意味の言葉を使います。
他の文例もまとめてみます。
- 誰でもOK
- 立春を過ぎても寒い日が続きますがお元気でお過ごしでしょうか
- 寒さが残る折 お体にお障りはありませんか
- 暦の上では春となりますが厳しい寒さが続いております 皆様はいかがお過ごしでしょうか
- 目上の方・ビジネス向け
- 余寒厳しき折 (貴社)いよいよご清祥のこととお喜び申し上げます
- 家族ぐるみで付き合いがある方向け
- 向春の折、ご家族の皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます
自分たちの近況を伝える
『自分たちの近況を伝える』は、
おかげさまで私どもはつつがなく過ごしております
の部分となります。
自分たちは元気です、という挨拶ですね。
他の文例をまとめます。
- おかげさまで家族一同元気に過ごしております
- 私どももお陰様で一同無事に過ごしておりますのでご休心ください
- おかげさまで私どもも大過なく暮らしております
相手の健康を気遣う
『相手の健康を気遣う』は
余寒尚厳しき折 ご自愛ください
の部分です。
他の文例をまとめます。
- 立春とはいえまだまだ寒い日が続きますが どうぞお体を大切にお過ごしください
- 春の訪れが待ち遠しいですが どうぞお健やかにお過ごしください
- 余寒厳しき時節ですが 皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
- 寒さ厳しき折 風邪などお召しになりませぬようご自愛ください
また、ビジネス関係向けでは↓のような文例もオススメです。
- 今年度も残りわずかとなりましたが 引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします
- 年度末を控え忙しい時期となりますが どうぞお健やかにお過ごしください
余寒見舞いを送る2月に合わせ、今年度の締めくくりのような言葉を書くのもよいでしょう。
【寒中見舞いのお返事】余寒見舞いの書き方
「寒中見舞い」のお返事としての余寒見舞い文例です。
寒中見舞いのお返事としては、『文頭の挨拶』と『自分たちの近況を伝える』、『相手の健康を気遣う』の3点に関しては大きな変更はありません。
しかし『相手の近況を尋ねる』は、寒中見舞いにて伝えていただいているため、改めて尋ねる必要はありません。
したがって『相手の近況を尋ねる』を『寒中見舞いのお礼』に書き換えます。
そんな『寒中見舞いのお礼』の文例は↓となります。
- 先日はご丁寧な寒中見舞いのお葉書をいただきありがとうございます
- 先日は丁寧なお見舞い状をいただき誠にありがとうございました
また、この『寒中見舞いのお礼』に続く言葉としては
- みなさま変わらずお過ごしとのことでなによりです
- お元気そうでなによりです
- ごあいさつが遅れ申し訳ございません
- 家族みなさまご健勝にてお過ごしとのこと なによりとお喜び申し上げます
といった言葉を書き入れるのも良いでしょう。
【喪中の場合】余寒見舞いの書き方
「喪中の場合」の余寒見舞いの書き方は寒中見舞いの書き方と同じです。
- 自身が喪中の場合に、相手から年賀状が届いたとき
- 相手が喪中の場合
- 喪中の方に年賀状を出してしまった場合
という場合ごとに文例をみていきます。
自身が喪中の場合に、相手から年賀状が届いたとき
『自身が喪中の場合に、相手から年賀状が届いたとき』の文例です。
この場合は『自分たちの近況を伝える』の部分を
丁寧な年賀状をいただきありがとうございます
昨年中に○○(続柄・名前)が他界しましたので年頭のご挨拶を控えさせていただきました
といった文章へ置き換えるのが適切でしょう。
また、より簡潔に
喪中のため年始のご挨拶を失礼させていただきました
とすることもできます。
ただし、年賀状のお返しとしては、できるだけ早めに、「寒中見舞い」でお返事するのが一般的です。
相手が喪中の場合
『相手が喪中の場合』の文例です。
この場合の文例は『挨拶』のすぐあとに
服喪中のことと存じ年始のご挨拶を遠慮いたしました
心よりお悔やみ申し上げます
といった言葉を書き込むのが良いでしょう。
その後に「寒さ厳しき折~」などと続けることがオススメです。
ただし、この場合でも年賀状のお返しとしては、できるだけ早めに、「寒中見舞い」でお返事するのが一般的でしょう。
喪中の方に年賀状を出してしまった場合
『喪中の形に年賀状を出してしまった場合』の文例です。
この場合は、文頭の挨拶の後に
この度はご服喪中と存じ上げず 年始のご挨拶を差し上げてしまい大変失礼いたしました
ご冥福をお祈りいたしますとともにお詫び申し上げます
といったお詫びに言葉を書き入れるのが一般的。
また、この後に『相手の健康を気遣う』言葉を入れて締めます。
できるだけ簡潔にするのがポイントでしょう。
また、やはりこの場合も年賀状のお返しとしては、できるだけ早めに、「寒中見舞い」でお返事したほうがよいでしょう。

