「年賀状じまい」とは、今年をもって年賀状での年始の挨拶を控えることを伝えることです。
年賀状は義務ではないため突然やめても問題はありません。
しかし、これまで付き合いがあった方へのお礼の気持ちを伝えるためにも「これで最後」と挨拶をすることは大切でしょう。
そんな「年賀状じまい」の文例についてまとめています。
「年賀状じまい」に書くべきこと
「年賀状じまい」に書くべきことは
- 賀詞
- 昨年の感謝(前文)
- 年賀状じまいについて
- 今後のやり取りについて
- 相手の健康・幸福を祈念(結び)
といった構成にするとよいでしょう。
ここからは「3 年賀状じまいについて」と「4 今後のやり取りについて」の文例についてまとめます。
「年賀状じまいについて」伝える文例
「年賀状じまいについて」伝える文例では、
- 年賀状をやめる理由
- 年賀状を今年でやめること
を簡潔に記します。
『年賀状をやめる理由』の文例
『年賀状をやめる理由』は絶対に書く必要はありません。
何となくやめたい、という場合には↓の『年賀状を今年でやめること』のみちゃんと書けばOKだと思います。
ただ、ちゃんと理由がある場合は書き入れると相手に納得してもらえ、心配されることはありません。
そんな『年賀状をやめる理由』の文例の一覧です。
- 年齢
- 高齢となり 筆を執るのが難しくなりました
- 後期高齢者となり身辺整理を始めました
- 仕事
- 定年退職いたしました つきましては来年からの年賀状を控えさせていただきます
- 定年を迎えた節目とし 以後の年賀状を失礼させていただきます
- 家庭
- 早いもので子どもたちが成人を迎えました つきましては今年をもちまして年賀状をご遠慮させていただきます
- 時代
- 時流に合わせ年始の挨拶をSNSへ移行させていただきます
- はがきを使った挨拶を卒業いたします つきましては年賀状のやり取りは今年で最後とさせていただきます
- デジタル化に合わせ 年賀状を卒業させていただきます
もちろん他に理由がある場合はこの限りではありません。
『年賀状を今年でやめること』の文例
「年賀状じまい」を伝える文面では、必ず『年賀状を今年でやめること』を書きましょう。
まず『年賀状を今年でやめること』を伝える文例はこちらです。
- 今年をもちまして年賀状を控えさせていただきます
- 年賀状でのご挨拶は本年で最後とし 来年からはご遠慮させていただきます
- 誠に勝手ではございますが 年賀状は今年限りで失礼させていただきます
といった内容が一般的です。
「年賀状をやめる」という内容が簡潔に伝わる文章がよいですね。
「今後のやり取りについて」の文例
「今後のやり取りについて」は年賀状の代わりとして、年始のご挨拶を提案するという内容です。
年賀状を出していた全員に書く必要はありません。
年賀状だけの付き合いの方に書く必要はないでしょう。
ただ、対面で交流している方、SNSで交流している方、など今でも付き合いがある方に対しては書くべきだと思います。
「今後のやり取りについて」の文例となります。
- 今後はメールや電話にてお付き合いをさせていただければと思います
- 今後はLINEなどSNSにてお付き合いいただければ幸いです
- SNSを始めましたので 今後はSNSにてご挨拶させていただきます
アカウントやIDを伝えていない場合には、この文章の後に書き入れるとよいでしょう。
<例>
ID(アカウント)は以下(左記)になります
~~~~~
「賀詞、昨年の感謝、相手の健康・幸福を祈念」のまとめ
「1 賀詞」や「2 昨年の感謝」、「4 相手の健康・幸福を祈念」はこれまでに紹介しましたので、簡単におさらいします。
賀詞
賀詞は『新年の挨拶』です。
- 謹賀新年
- あけましておめでとうございます
といった年賀状らしい文言で、大抵は文頭に大きく書き記します。
昨年の感謝(前文)
昨年の感謝とは、賀詞に続いて書く文章です。
- 旧年中はお世話になりありがとうございました
- 旧年中は格別のご厚情をいただき心より感謝いたします
といった内容を書きます。
相手の健康・幸福を祈念
相手の健康・幸福を祈念は「年賀状じまいについて」を伝えた後に書き入れる文章です。
- 末筆ながらますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます
- 寒さ厳しき折 どうぞご自愛ください
- 本年も皆さまにとって健やかで笑顔あふれる一年となりますようお祈り申し上げます
といった内容となります。
「年賀状じまい」の文例テンプレート
年賀状じまいにそのまま使える文例テンプレートです。
まずは、高齢を理由に年賀状をやめる場合の文例テンプレートとなります。
恭賀新年
旧年中は格別のご厚情をいただき心より感謝いたします
高齢となり 筆を執るのが難しくなりました
つきましては今年をもちまして年賀状を控えさせていただきます
今後とも変わらぬ付き合いのほどよろしくお願いいたします
末筆ながら皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
年賀状はやめてもお付き合いは変わらない、という内容を伝えると親しみを与えられると思います。
つづいて、定年退職した場合の年賀状じまい文例です。
初春のお慶びを申し上げます
旧年中は大変お世話になりありがとうございました
私事ではございますが定年を迎えた節目とし 以後の年賀状を失礼させていただきます
寒さ厳しき折 どうぞご自愛ください
仕事関係の方とやり取りしていた場合、私生活でも交流がない限りは、定年退職後の付き合いはなくなります。
それでも礼節を守り、かつ簡潔な文章で年賀状じまいを伝えるとよいかと思います。
最後は、友人など親しい間柄の方へ対する年賀状じまい文例です。
あけましておめでとうございます
昨年はお世話になりました
時代のデジタル化に合わせ今年をもちまして年賀状を卒業いたします
つきましては今後はメールやSNSにてお付き合いいただければ幸いです
メールアドレス・アカウントは下記(左記)となります
~~~~~~
本年も笑顔あふれる一年になりますようお祈りいたします
敬語で書きましたが、親しみ度合いによってはもっと砕けた書き方でもOKです。


