喪中はがきの裏面にデザインされている「花」。
花には花言葉があり、裏面にデザインされる花には種類ごとに意味がこめられています。
そんな花の種類ごとに花言葉や意味をまとめていきます。
「菊」

『高貴』や『清浄』、『高潔』など気品あふれる花言葉を持つ「菊」。
日本の国花であり、皇室の紋章でもある菊は、喪中はがきに用いると高貴な印象を与えられます。
仏花としても使われるので、喪中はがきにもうってつけでしょう。
「蓮華」「蓮」

仏教と関わりが深い「蓮華(れんげ)」・「蓮(はす)」。
お釈迦様が座っているお花(蓮華座)というイメージが強いですね。
泥の中から、泥に染まることなく咲く蓮華・蓮は清浄さのシンボルであり、花言葉は『清らかな心』・『神聖』など。
極楽浄土に咲く花とも言われ、喪中はがきのデザインとして定番かつ無難と言えるでしょう。
「桔梗」

『永遠の愛』や『変わらぬ愛』、『誠実』という花言葉を持つ「桔梗(ききょう)」。
桔梗はその可憐な見た目から、喪中はがきのデザインとして高い人気があります。
また、色によって花言葉が異なり、
- 白い桔梗:『清楚』清らかさと静かな悲しみ
- 紫色の桔梗:『気品』『高貴』
という意味が込められています。
「百合」

美しく清廉な印象が強い「百合」。
花言葉は『純潔』や『無垢』。
さらに白い百合には『清浄』という意味合いもあり、喪中はがきのデザインとしてふさわしいと言えます。
さらに、百合と「蝶」を組み合わせた喪中はがきもあり、蝶に姿を変え故人が挨拶に訪れた、といった意味合いで使われるとのことです。
「胡蝶蘭」

蝶が舞うような花を咲かせることから、その名が付いた「胡蝶蘭(こちょうらん)」。
華やかさがありつつ、清楚で気品があるその見た目から、弔事にもよく使用されています。
花言葉は『清純』や『純粋な愛』など。
見た目が慎ましいため、喪中はがきのデザインに使いやすいのが特徴です。
「勿忘草」

『わたしを忘れないで』という花言葉が印象深い「勿忘草(わすれなぐさ)」。
さらに『真実の友情』といった花言葉もあり、故人と生前親しかった方への喪中はがきとしてふさわしいお花と言えるでしょう。
愛らしくやわらかな見た目の花であり、女性的なイメージが強いことから、故人が女性の場合によく使用されるお花でもあります。
「菫」

『謙虚』や『誠実』、『小さな幸せ』といった花言葉を持つ「菫(すみれ)」。
小ぶりで控え目なお花である菫は、女性らしい印象があり、故人が女性の場合によく使用されています。
喪中はがきに使用すると『謙虚で理想の女性らしさを持っていた』という意味合いになるとのこと。
また、菫は色によって花言葉が異なり、
- 紫色の菫:愛や貞節
- 白色の菫:あどけない恋、無邪気な恋、純潔
- 黄色の菫:つつましい喜び、田園の幸福(素朴で穏やかな幸せ)
などといった意味合いとなります。
「椿」

冬になるとあでやかに咲き誇る「椿(つばき)」。
花言葉は『女性らしさ』や『最高の愛らしさ』など。
可愛らしい花なので、故人が女性の場合によく使用されます。
白い椿は『愛らしい』という花言葉が。
また、赤い椿には『控え目な素晴らしさ』という花言葉があり、生前の故人を示すためにもふさわしい花と言えますね。
「紫陽花」

喪中はがきへの使用はやや珍しいものの「紫陽花(あじさい)」も喪中はがきに使われます。
ただし、紫陽花は色によっては花言葉が喪中はがきにふさわしくないため注意が必要です。
喪中はがき向けの紫陽花の色とその花言葉は、
- 白色の紫陽花:寛容、ひたむきな愛情
- 紫色の紫陽花:謙虚、知的、神秘
- 緑色の紫陽花:ひたむきな愛
などとなります。
※青色の紫陽花には『冷淡』や『傲慢』という花言葉があり、喪中はがきにはふさわしくありません。
また、小さな花が寄り添うように集まって咲く紫陽花には『家族団らん』といった意味合いもあります。
大切な家族を思う気持ちを表す花としてふさわしいと言えますね。
「露草」

喪中はがきへの使用はややマイナーですが「露草(つゆくさ)」もオススメです。
露草は『懐かしい関係』や『尊敬』、『感謝』といった花言葉を持ちます。
そのため故人と旧知の間柄の方に出す喪中はがきにふさわしいでしょう。
爽やかで可憐な見た目でもあり、デザイン性が高いところも魅力ですね。
喪中はがきへ向きではない花
喪中はがきのデザインとして人気があるものの、花言葉や意味合いでは喪中はがきに向いていないとされる花を紹介します。
梅
日本の冬らしい優美さがある「梅」。
喪中はがきに使われることもありますが、梅には『新しい門出』や『お祝い』を印象づける花なので、喪中はがきにはオススメできません。
水仙
清廉な印象が強い「水仙」も喪中はがきには不適切。
水仙は『自己愛』や『うぬぼれ』といった花言葉があり、少し意味合いとしてはオススメしにくいお花。
さらに、水仙は中国で幸運の花として扱われているため、弔事である喪中にはふさわしくありません。
南天
寒さが身に染みる時期に赤い実を付ける「南天」。
『難を転じて福となす』という語呂合わせから、南天は縁起物として親しまれています。
喪中はがきのデザインに使われることがありますが、縁起物ですので、どちらかと言えば「寒中見舞い」への使用がオススメです。
ちなみに南天の花言葉は『わたしの愛は増すばかり』や『良い家庭』など。
家族愛を表したいときにうってつけですね。
